蛇の脱け殻について
よく金運をもたらすということで 蛇皮の財布などを大切に持っている人がいます。
蛇といえば冷気を感じるとして敬遠されがちな面もあるが、反面、霊気が強く、生命力や子孫繁栄、金運や商売繁盛を招く象徴として崇められており、様々な伝説があります。
そのなかでも、代表的なものはなんといっても金運でしょう。しかし、本来は、皮ではなく脱け殻に価値があるそうです。
皮といえば当然殺生するわけですが、脱け殻というのは、5~6月と9~10月頃によく見かけるもので、文字どおり脱皮したあとの殻であり、本体は、脱皮するごとに成長していき、最終的には、龍となって天に昇っていくともいわれるその繁栄力にあやかったものであるとも言われています。
蛇は、身の安全を守るために目立たないところで脱皮するから何処で脱皮するか判らない、また、脱け殻は薄くて軽く、ちょっと時間が経って風雨にさらされると破れて飛んでいったりするのでなかなか手に入らない貴重なものであります。そのため昔から希少価値の高いものとして重宝されてきたのでしょう。
昔から、田舎では、脱け殻とお札を一緒に額に入れて飾ったり、家の軒下にかけたりと地方地方によってその活用も様々ですが、一般的には、これを財布入れておくと不思議にお金が減らない、または、貯まるということで財布の中に納めて大切にされてきたようです。
このような脱け殻、福蛇の袴をつくるにあたっては年月を掛けて充分確保してから始めたものです。



